最近買ったCD3種。
1.
イェルク・デームス「シューマン / ピアノ独奏曲全集」(13枚組)
2.
イェルク・デームス「ブラームス、ドビュッシー、他〜ベヒシュタインによる演奏」(2枚組)
3.
ギレリス「スタインウェイ・レジェンズ」(2枚組)
すべて
HMVオンラインで購入。
(リンクはいずれも非アフィリエイト)
友人から「シューマン全集が3000円以下で買えるよ」との情報を得、
そりゃお買い得と思ってサイトを見に行ったのがそもそものきっかけ。
友人から聞いたとおり、購入者のクチコミは賛否両論なCDのようだったけど
なんといっても全集だしデームスだし、それで3000円以下なんだから
出来栄えはさておいても資料として持っておいてまったく損はないだろう。
で、迷いなくこの全集をカートに入れ購入ページに進むと
輸入CDを3枚買うと25%オフとの宣伝文句が目に入る。
そういうことなら一応他のCDも見てみるか、と商品ページに戻ってみたら
デームスのその他の作品のところにあったのが上記「2」のCD。
「ベヒシュタインによる録音」
とな。
反射の速度で即カート行き。
なにしろベヒシュタインラヴなので。
※ベヒシュタインはスタインウェイ・ベーゼンドルファと並ぶ
世界三大名器のピアノメーカーのひとつ
カートに入れたあとで、あらためて商品詳細を見ると
大好きな
「ブラームス 6つの小品 op.118」
が入ってるじゃないの!
その他リスト2曲やデームスのオリジナル曲が数曲あって、
下方にはドビュッシーの
「沈める寺」
「月の光」
「月の光がふりそそぐテラス」
「そして月は廃れた寺に落ちる」
の月シリーズ。
もうこれだけでもノックアウト。
そして極めつけ。
ドビュッシーの「小組曲」。
・・・以前に日記でもちょろっと書いた気がしますが
わたし小組曲が本当に好きで好きでたまらないのです。
楽譜は出版社違いで3種類、
CDは演奏者違いのものを計6枚持ってます(笑)
とまあ、
好きな曲しか入ってなくてそれがすべてベヒの音で聴けるなんて
まるでわたしのために作られたCDのようだわ(違)
そんな興奮冷めやらぬ気持ちの中
もう1枚買えば安くなる、ということで
次に選んだのは実用的な1枚。
ギレリスの録音集。(上記「3.」)
わたしギレリスもけっこう好きです。
奇しくも(?)スタインウェイによる録音シリーズのうちの1枚だそうです。
スタインウェイでの録音は珍しくないので
(むしろピアノ録音の多くはスタインウェイであろうかと)
それ目当てというわけではなく、
シューベルトの幻想曲の連弾が入っているから。
今ちょうど大学時代の友だちと練習している曲なので、参考に。
このCDには他にメトネルやベートーヴェンなどいろいろ入っていて
ヴァリエーション豊かなのもうれしい。
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さて先日届いたのでさっそく聴いています。
それぞれの簡単な感想を。
・デームス「ベヒシュタインによる〜」
今回の小組曲は1曲目からコケティッシュという言葉が浮かびました。
おもしろいわぁ。
演奏家によってさまざまだけれど、この小組曲もすごく魅力的。
好きな演奏です。
ブラームスも素敵。
2年前、フォンテーヌブローの古城で行われた
アントルモンのマスタークラスを思い出し
またフランスに行きたくなりました。
全体を通して聴いているうちに
陶然とした心地に陥りました。
良い音楽に触れると
生きてて良かった。
と思う。
そしてこの「輸入CD」、録音場所はなんと南会津なのですね。
会津若松に住んでいたことがあるので
なんだか近しく感じました。
いつか行ってみたいなこのホール。
・ギレリス「スタインウェイ レジェンズ」
ベヒのCDばっか聴いててまだ全部聴けていません。
ちゃんと聴いたのはシューベルトの幻想曲だけ。
おとといの友人との合わせのとき
装飾符の入れ方でお互い悩んでいて、
こうかな?それともこうかな?と何パターンかで試行錯誤していたのですが
このCDで弾かれているのは
「いくらなんでもこれはないよね」と笑い合いながら弾いたパターンだったので
びっくりしました。
そうか、ああいうのもアリなのかー。
(字だけじゃさっぱりわからないですね・・・)
参考にナリマシタ。
・「シューマン全集」
開封していません(-_-;
最初はこのCD目当てだったのに。
いつか聴きます・・・。
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わ!長くなった!!
こんなの買いました〜くらいで軽く書くつもりだったんですが。
ちなみに上のCDが届くまでは
Perfumeばっかり聴いてました。
Perfume良い。
「チョコレイトディスコ」がかわゆいです。