Russian Day

  • 2009.06.30 Tuesday
  • 04:27
テルミン奏者の方と知り合う機会がありまして
渋谷のロシア料理店でお会いしてきました。

初対面でしたが同好の士ということで話がはずみました!
良いご縁になりそう。
うれしい出会いです。

ご飯には早い時間だったので・・・
メニュウに並ぶおいしそうなロシア料理を横目に(また今度!)
軽食とドリンクをいただきました。

ロシア風(?)ラズベリーのジュース、
ピロシキ、ロシアン紅茶。

紅茶にはお酒が入っていたらしい。
ほの甘くておいしかったです。

--

ひとしきりお話してお別れし、東京文化会館へ。
楽しみにしていた鈴木 弘尚さんのピアノコンサートです。

「鈴木 弘尚 ロシア・シリーズ 第1回」と銘打たれたコンサート、
プロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーというオールロシアプログラムで
偶然にもロシアづいた1日に。

コンサートでは緻密で有機的な音の連なり、計算高い演奏(良い意味で)に圧倒された。
鈴木氏の演奏は本当に細部までコントロールがゆきわたっていて
ピアノを聴いてこういう言い方はしないのかもしれないけれど、
巧みな職人芸を見ているよう。
激しい部分も、激昂しているように聴かせながらそれでいてしんと怜悧なのです。

今ちょうど、ある生徒に対し
自分の音楽を冷静にコントロールすべしというレッスンを行っているので
そんな現状も重ね合わせながら聴きました。

すべてのプログラムが終わったあとは割れんばかりの拍手。
両隣の拍手の音が耳に痛かったです(笑)
鳴りやまない拍手となかなか立ち上がらない客席に
結果的に3曲ものアンコールを弾いて答えてくださった鈴木氏。
アンコール曲でも高い集中力を維持された素晴らしい演奏でした。
すごいエネルギーだ…

先日のコンサートではCD買いそびれてしまったので今回は買いました。
例によってサインもいただきました(笑)
(終演後のサイン会、お疲れなのにお気の毒と思いながらたいてい並んでしまう・・・)


7月はあまりコンサートなどに出かけられなそうなので
買いためてあるCD聴いてガマンです。

--

※ 新型インフルエンザへの当教室の対応についての記事はこちらに移しました。

モチベーションアップ!

  • 2009.06.19 Friday
  • 22:55
ピティナの「教室紹介」コーナー内の
りすのーとの教室情報ページに「生徒さんの声」が追加されました!

2009年度よりステップ参加者アンケートに「先生自慢」の項目があるらしく
小4の生徒が書いてくれたのです。

その子もまさかわたしの目に触れるとは思わずに書いたのだと思います。
日頃たくさんおしゃべりするタイプの子じゃないので
ああそんなふうに思っていてくれたんだと、しみじみとうれしくなりました。

シンプルな一言に本当に励まされました。
Nちゃんどうもありがとう。これからもがんばります。

--

さて、話は変わりますが
宇都宮でも新型インフルエンザが発生し、休校となっている学校があります。

今のところ教室での対策は必要なさそうですが、それも状況次第です。
個人的にはあまり神経質な対応をせずに済むといいなと考えていますが
・・・それも状況次第ですね。

※ 6月20日補足
新型インフルエンザの当教室の対応についてはこちらです。

藤井一興先生と岡本知高さんのコンサート

  • 2009.06.17 Wednesday
  • 23:32
6月9日、上野の東京文化会館にて
恩師・藤井一興先生のメシアン「幼な子イエスへの20のまなざし」全曲演奏会。

藤井先生の「まなざし」全曲はわたしは2度目。
10曲目と15曲目は、先生はたびたび演奏会で単独で弾かれているので何度か聴いていますが
全曲通して聴くとよく知っている2曲もまた違った角度から感じることができ
あらためてメシアンの和声や響きや色、「まなざし」全体の魅力を感じることができました。

それにしても
本当に、あの神がかった音色と世界はナニゴトなのでしょう。
この世のものではありませんでした。
自分はすごい先生にお習いしていたんだなと…ありがたいことです。

--

13日は生徒の一人に時間移動をしてもらって(Rちゃん感謝です!)
いつもよりやや早い時間にレッスンを終え、
てくてく歩いて栃木県総合文化センターへ。
ソプラニスタの岡本知高さんのコンサートでした。

このコンサートの情報、大人の生徒さんにお誘いいただかなければ知らなかったのですが
これは本当に行って良かった!!
誘ってくださったYさん超ぉぉぉ感謝!!

いや、涙出ました。本当に。
岡本さん素晴らしかったです。

歌が素晴らしいのは当然のこと、
キャラクターやトークなどステージングのプロデュース力がすごい。
本物のエンターテイナーを見たという感じです。
身体の芯から感激を味わい、尊敬する人物がまたひとり増えました。

そして歌の力ってやっぱりすごいですね。
楽器の知人と「歌はずるいよね」なんて冗談交じりに話したことがあるのですが
歌はやっぱり圧倒的な力があります。
音楽の起源は神への捧げものとしての歌。
人間の祈り=歌の持つ力には
同じ音楽とはいっても楽器ではかなわないような気がします。
なんて、楽器をやる人間がこんなこと言ってはいけないのかもしれませんが。

--

先日の鈴木弘尚さんのコンサートもそうですが
素晴らしい演奏に立て続けに出会っております。
わたしも感化・影響され、いろいろと新曲に着手してはちょこちょこ弾いてます。

ああ。もっと上手になりたい・・・!
耳が肥えてくると自分の演奏への不満ばかり先立って練習がつらいときがあるのですが
最近はとにかく弾かなきゃはじまらないと思って、ざくざく弾くようにしています。

新しいスピーカ

  • 2009.06.12 Friday
  • 23:13
テルミン専用の新しいスピーカです。



「鳴りの良さが自慢」とメーカーサイトに書かれている通り
あたたかくてとっても良い音がします。

そしてグランド・スタビライザも仲間入り。
これでアースのとれない会場でもテルミンが安定します。

アースなしの演奏が難しかったうちの秘蔵っ子e-winds(手前に写っているテルミンです)も
これからはノイズの不安なく外で弾けるようになります!

いつも外で弾いていたEtherwaveProはアースなしでもそこそこ安定するタフなやつでしたが
運ぶとき重くて大きいのが難でした。

e-windsは電車移動も楽にでき、テルミンと一緒の行動範囲も広げることができるのもうれしい。

さらに言うと実はe-windsの音の方が好みなのです(^^)
深みのある、ニュアンスのある音がします。

音環境が変わり、音楽の幅も広がりそうでますます楽しみです。

6/5(金) 大充実の日

  • 2009.06.08 Monday
  • 23:14
午前中は銀座ヤマハで
田村智子先生&岩瀬洋子先生の合同コント…いやいや漫談講座とでも言うのでしょうか??

全国のピアノの先生を元気にしようという趣旨ということで
いつものお勉強会的な雰囲気ではなく、
お二人の息の合ったコント(やっぱりコントとしか・・・笑)やその狭間のおしゃべりに
会場は爆笑に包まれたりときにじんと胸が熱くなったり。。。
まさに笑いと涙の2時間でした。

ミュージックキーの導入指導講座は再受講に再受講を重ね、かれこれ5年以上通っているので
会場にはお顔を知っている先生もちらほら。さながら同窓会!?

初めてMKの講座を受講したときお隣になったK先生とは今でも親交があります。
教室運営や発表会など仕事のことはもちろん、人生の悩み(笑)までなにかと相談に乗っていただいている心強い先輩です。
こんな出会いがあったのもMKのおかげと本当に両先生には感謝の気持ちです。

岩瀬洋子先生・田村智子先生共著のご本のご紹介。
◆「先生・生徒・親の本音トーク【ピアノ教師ってやっぱり最高!】
  〜ハッピー・レッスン・レシピ集」(音楽之友社)


◆「ピアノ教師 お悩み110番」(全音楽譜出版)

--

その後はK先生とともに銀座を離れ、お次は門前仲町。
青柳いづみこ先生の新刊発売記念ライブ(?)です。

ドビュッシーの数曲の奏法レクチャー。
先生の演奏を交えての文化的背景のお話や安川版の譜のこと、
またドビュッシーの自作自演音源(ピアノロール)が聴けたのには感激しました。

ドビュッシーに近いところで勉強された先生の演奏や講座はこれまでにも聴いていますが
(パリに行ったときはドビュッシーと面識があったというムニエ先生の公開レッスンを聴講しました)
解釈や音づくりについて、ドビュッシーを専門的に勉強されている先生方は
一般的な解釈とは違うとらえ方・感じ方をなさっている気がいたします。
とくに音は・・・違いますね・・・。
青柳先生のドビュッシーはまさに「その音」でした。
なんてわたしが言うのはセンエツ過ぎます。はい、承知の上でございます(汗)

そうそう、ピアノランドマスターコースの同期生の先生ともばったりお会いしました。
昔からいろいろ行っているのであちこちで知ったお顔に会います。
悪いことできません(^^;

青柳いづみこ先生のご本。
◆「指先から感じるドビュッシー」(春秋社)
ご本にまたまたサインをいただいてほくほくです(笑)

--

なんて恋、いや濃い一日だったでしょう!

朝から胸がいっぱい・気持ちがキャパオーバーで
おかげさまで帰りの電車はぐっすりでした(笑)

ピティナステップ・聴きに行ったコンサート

  • 2009.06.06 Saturday
  • 23:57
さいきんなにかと用事が重なってしまい
生徒の出るステップに行けていないのです。

5月は4名の生徒が3か所の会場で参加したのですが
行けたのは1か所だけ。
それも、生徒の出る「第一部」だけ見てあとはさーっと退席。

コンペ前ということもあるし、いろいろ見ておきたい(おくべき)なのだけど
なかなかできないでおります。むむむ。

そうそう、
ある生徒がアドバイザーの先生からいただいた講評で
嬉しい一言がありました。

細かい言い回しは忘れてしまったのだけど
「倍音のよく鳴る良い音でしたね」というようなことが書かれていました。

倍音!
各人の持ち音はテクニックだけで得られるものではありませんから
当の生徒にとってこれは財産です。
良い耳で音を聴けているということでもありますね。
褒め言葉の中でもこれはうれしい一言でした。

--

話は変わりまして。

鈴木弘尚さんのコンサートへ行ってきました。
前半のショパンやラフマニノフの小品も濃厚な味わいがありましたし
ヒナステラの響きも素敵。
とくに後半の「展覧会の絵」は圧巻でした。
わたし息止まってたかも!

いや、いい演奏に心が洗われました。
アンコールがラピュタだったのにはびっくりしましたが
これがまた一服の清涼剤のようでとっても良かったです。

鈴木氏のコンサートに影響されて
帰宅した晩にラフマニノフの楽譜引っ張り出して同じ曲を真似っこして弾きました(笑)
若い頃はラフマニノフの良さがいまいち分からなかったけれど
今では好きな作曲家の一人です。

ヒナステラの楽譜も探して買ってみようと思ってます。

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