3名4組が挑戦しました。
結果は、1名が奨励賞、
ソロ1名と連弾1組が優秀賞を得て予選通過です。おめでとう!
通過に至らなかった子たちの演奏も、決して聴き劣りするものではなかったです。
「運」だったんじゃないかな〜と思っています。
運だから仕方がない、また次がんばろう。
コンクールはこれくらい気楽に構えていた方がいいですね。
どの生徒も長い期間本当に真摯に音に取り組んでいました。
みんな本当に成長がみられ、わたしからは大拍手です。
さて、雑感。
今年もたくさんの演奏を聴きましたが
例年にも増してミスノートが目立っていた気がします。
「ミスノート」は「ミスタッチ」よりも重大とわたしは考えます。
間違えないで鍵盤を弾くのもコンクールでは大事かもしれません。
でも、それよりも、
楽譜を一音ずつ丁寧に読み込むことの方が重要ではないでしょうか。
曲全体を正しく理解し演奏するには一音の読譜ミスもあってはなりません。
昨今PTNAはアナリーゼ(楽曲解析)の重要性を声高に呼びかけていますが
コンペの結果を見ると、そこがあまり反映されていないように感じました。
連弾の部でも誤読はしばしばみられましたし、
特にB級では近現代の3曲ともちょくちょくあり、とても気になりました。
なのに、それで通っている子も何人かいたりして・・・
(1人じゃないんですこれが)
コンクールでは必ずしも納得いく結果ばかりじゃないのはありがちですが、それにしても。
ちょっともやもやした気持ちになったのでした。
まあ、結果にとらわれないでと日頃から生徒に言っているわたしがこれでは仕方がないので
気を取り直して、本選に向けさらに勉強を重ねたいと思います。