新教室、音響編。
- 2013.06.26 Wednesday
- 23:24
設計をお願いした建築士さんも音楽がお好きな方です。
コンサートへもたびたび足を運ばれるということでした。
レッスン室は「防音」ではなく、「響き」を重視する設計をしてくださいました。
天井に傾斜がついています。
ピアノの音が、ふくよかに響きます。
このピアノと共に何度か引っ越しを重ねてきましたが
思えばかつて住んだ5つの家のどれをとっても
このピアノの持つ響きを生かしてあげられていなかったと思います。
以前の住居では
ピアノと楽譜でいっぱいになるような手狭な部屋に
じゅうたんを繋いで敷き、遮音カーテンを吊るし、
ピアノの下に吸音のため物を置いたりしていました。
(フェルトで覆われた巨大ウーファーその他)
やっと、本来の声で歌えるようになった。
ピアノがのびのびと呼吸している。
初めてこの部屋で音を出したとき、そう感じました。
響きが本当に心地良いです。
響き過ぎず、抑制もなく、ほどよい感じ。
このバランス、すごく難しいらしいです。
じっさい長時間弾いても聴いても疲れることがありません。
天井の両サイドにはスピーカーを入れました。
音が降り注ぎます。
そしてやはり、ほどよく響きます。
さて、
きょう最後にご紹介するのはこちら。
リスの黒板(?)です。
新築祝い、なにがいいかな〜と
生徒ちゃんとお母さまでいろいろ探し求めてくださったそうです。
「これなら先生も持ってないでしょう」と。
はい、見たことなかったです!うれしいです!
さっそく窓辺に飾っています。
チョークも2本セットになっていましたが、
もったいなくて何も書けません・・・!
Rちゃんとお母さま、ありがとうございました。
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